この事業の目的

飯舘の医療・介護の在り方を共に考える

2017年3月末、原発事故から6年にも渡る時を経て、飯舘村の避難指示がようやく解除されました。避難していた村民の帰還も始まっていますが、今後この土地で村民(特に高齢者)が安心して暮らすために、生活基盤はもとより、医療・介護等の提供体制を整える必要があります。
そのために、これからの飯舘村の医療・介護の在り方について、村民、医療・介護従事者、行政関係者などが話し合い、共に考えていく機会を作ることが、本事業の目的となります。

学生の力を活かす

この取組には、今後の医療・介護を担う学生がグループワークのファシリテーターとして参加し、村民・医療介護従事者・行政職員・学生が「ごちゃまぜ」になって意見交換を行います。村においては「若者、よそ者、馬鹿者」である学生がファシリテーターになることで、参加者がその立場を超えて「互いの事情や思いを理解しあう」ことが期待され、「までいな心」で未来志向の話し合いを行うことができるでしょう。

様々な職種が、立場を超えて学び合う場をつくる

医療・介護の分野では多くの専門職が働いており、その専門性は「縦割り」の構造で分かれています。この取組は「飯舘村の、村民のために何ができるのか」を考えることで、様々な職種がその立場を超えて学び合う場を作ることも、ねらいの一つとなっています。専門職も、村民も、行政職員も、学生も、皆が「ごちゃまぜ」になって共に学ぶことができる場を作ることで、飯舘村に次世代の医療・介護の担い手が学びに訪れ、活気が増すことが期待されます。